桜があちらこちらで咲いて来ました!
いよいよ春到来ですね。
春は始まりの季節ですが、別れの季節でもあります。
今日はO+最後の日。
コミュニティレストランO+の最後のランチでした。
何にでも最後があるとはいうものの、寂しいものです。
そんなしんみりとした気持ちでバスに乗ってきましたが、
いつもと変わらない笑顔のシェフに会ったらそんな気持ちも飛んでしまいました。
ランチが始まったらあっというまに満席になるほで、今日も沢山のお客様にきていただきありがとうございました。
混雑した時間には慌ただしく、最後だというのにしっかりご挨拶できずに申し訳ありませんでした。
さて今日のシェフ、シアワセタマゴさん。
全部で31回のシェフを務めていたきました。
最初、シェフの説明会にはベビーカーに乗せて参加したお子さんが今では3歳になり、
「ワンディシェフ、頑張ってきてね〜」と送り出してくれるようになったとか!
お子さんの成長と共にO+もいろんな方と関わりを持ちながら運営させて頂いてきたのだな〜と考え深いものがあります。

【シェフ手作りのウエルカムボード】
最後だという事でメニューも選りすぐりのお料理を考えてきてくれたようで、一つ一つが工夫され手の込んだものばかりでした。
メニューです

チキンチーズロール
あさりと春キャベツのココット蒸し
ひよこ豆のカラフルサラダ
ゆず大根
白菜のミルクスープ
スペシャルデザート

桜のゼリーといちごのタルト
シェフのオススメは
チキンチーズロール
津市の給食で食べたことのある方も多いとか。
アルミホイルでキャンディ巻きしたチーズの入った鶏肉料理です。
油で20分も揚げてあるそうで、鶏肉の表面はこんがりきつね色で中のチーズが溶けてコクがあり塩、胡椒の味付けだとは思えないほどでした。
津ぎょうざを食べたことがあるけどチキンロールは知らない、などと、
給食でチーズロールを食べたことのある人と無い人があるようで客席のあちこちで盛り上がっていました。
あさりと春キャベツのココット蒸し
白ワインにニンニクのみじん切りを混ぜたものをかけて蒸してあり、
アサリの濃厚なエキスがでていて良い香りが立ち込めていました。
器にトッピングされていたのは、土筆です。
家の近くにたくさん生えている土筆をシェフが取ってきたそうです。
土筆。ここにも春がありました。
ゆず大根
サッパリとした味で、柚子の良い香りがしていました。
大根を塩もみし水気をとったところに、沸騰させた酢と砂糖、柚子のしぼり汁をかけてあります。千切りした柚子が香をより寄り引きたてていました。
スペシャルデザート
桜のゼリーといちごのタルト
朝、ホールのタルトを見たとたん、「スペシャルだ!!!」と感動。
O+で提供するのが念願だったそうで、シェフの今日のオススメメニュー第2弾です。
タルトはサクサク。イチゴはツヤツヤ。クリームは甘さ控えめで絶妙なバランスです。
作るのに4日もかかるそうで、生地を一晩寝かせたり、完全に冷めた生地でないとクリームは乗せられないとか、時間も手間もかかっている、シェフの愛情たっぷりのデザートでした。
上の部分は、桜の塩漬けのはなびらを一つ一つ外しゼリーに混ぜてある、ほんのり塩味のゼリーと、こしあんのゼリーの二層になっています。
一緒に食べた時とそれぞれで食べた時の、味の違いを楽しんでもらえるゼリーでした。
ここに来ていつもなら、次のランチの紹介をして終わるブログですが、今日はそれがありません。
本当に終わってしまったんですね。
私はこの3年間コーディネーターのヘルプでお手伝いをしてきましたが、いろいろなシェフのかたのお料理を食べさせて頂き、お話しを聞く機会は自分にとってとても有意義な時間でした。
ブログを書く上でシェフに工夫されたことや、作り方を聞くことも多く、シェフのかたの料理に対する熱い想いを感じることも多かったです。
初めて見る、美味しいお料理をたくさんたべさせていただいたき、お料理の世界が広がったように感じ、その中の少しですが家で再現しレシピに加えたものもありました。
今日で終わってしまうO+ですが、これからもシェフのみなさんやお客様と繋がりを持っていけたらな〜と思います。
いままでO+でお料理をつくっていただいたシェフのみなさん、アシスタントのみなさん、お客様3年間ありがとうございました。
posted by 津市NPOサポートセンター(ワンデイシェフin津) at 18:28|
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